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ワンニャンコラムCOLUMN

治療法について

【オゾン療法】がんの時にオゾン療法はどうなのか?

がんの時にオゾン療法はどうなのか・・・。
まずは前回のコラムにも書きましたが、私たちはみんな常にストレスを受けています。ストレスがかかると体内では酸化が起こります。

酸化ストレスを抑えるための機能のひとつに、私たちの身体の中で合成される抗酸化酵素類があります。この酵素のおかげで酸化され過ぎずに正常な働きが維持できているのです。
一方でがん細胞にはこの抗酸化酵素類の仲間である、カタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼが少ない事がわかっています。

したがって、がんが存在する場合に微量のオゾンを私たちの身体に入れると

  1. 細胞が酸化する
  2. 正常な細胞は抗酸化される
  3. ストレスが大きいと抗酸化酵素が足りない。
  4. がん細胞は酸化されて死ぬ(かも)

以上の事が起こっていると予想されています。

ただし、これまでのオゾン療法の研究では、実験室内での培養細胞は死滅しますが、身体の中にあるがん細胞が死滅するという報告は残念ながらありません。
今のところできてしまったがんに対し、オゾンだけで打ち勝つぞ!と言う考えはナンセンスですし、今後もそうだと思います。

ではオゾン療法には意味がないのでしょうか?
オゾンには抗酸化能の強化という側面だけでなく、免疫系の活性化や抗菌作用などもあります。がん細胞そのものと言うよりは、身体の正常な機能を維持するためのオゾン。このような観点からすれば、がんを患った場合や抗がん剤での治療中、オゾン療法を併用する事には大きな意義があると考えています。

がんで弱ったペットや抗がん剤治療中で頑張っている子のQOL改善に。
オゾン療法をはじめとした代替補完医療が気になる場合にはお気軽にご相談下さい。

参考:「獣医療にオゾンを生かす」鷲巣誠・清水無空 ファームプレス

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